MMORPG初体験
今でこそ数多くのサービスが提供されているMMORPGですが、
今から15年前の1997年にウルティマオンライン(以下UO)が発売されたのが、
MMORPGがゲームとして一般的になった始まりでした。
筆者がUOにプレーヤーとして参加するのは、
アメリカでの発売から約1年後に日本でのサービスを開始する頃、
初の拡張パッケージとなるザ・セカンドエイジが発売された後でした。
ゲーム雑誌でUOの特集を見て、なんて自由な世界なんだと興味を引かれ
ヨドバシカメラでパッケージを購入しました。
最初は何から始めていいかさっぱりわかりません。
とりあえず初期アイテムのダガーを装備して
適当にその辺にいた動物を襲ってみます。
小さな鳥を倒すと羽根と肉が手に入りました。
斧を木に対して使うと材木が手に入り、
それと先ほど手にいれた羽根を加工して矢が作れました。
たったこれだけの事で感動したのを覚えています。
今でこそ生活系のRPGやソーシャルゲームなら
裁縫や釣り、鍛冶などが出来る事は普通のシステムですが、
ゲームの中に生産活動があり、
それをプレーヤー間で売買する経済活動がある事がものすごく新鮮でした。
そして最も感動した事は、「人」がいる事です。
ゲームの中に自分以外の生身の人間が操作する「人」がいるのです。
ゲームを始めて最初に降り立った町はYewという町で
プレーヤーはほとんどおらず、たまに見かけても走り去る程度で
NPCと大差ありませんでした。
しかし、Britainというゲーム内で一番大きな町に入った時、
その活気に驚きました。
大勢の人が行き交い、文字チャットによる会話が飛び交っていて、
たくさんの物が地面に散らばり、馬を売っているのかいっぱい馬を連れた人がいました。
「人」がいると同時にそこには「町」がありました。
現実とは別のもう一つの「世界」の発見でした。
またリアルでの友人とは別に、ネットでの友人ができたのもこのゲームが初めてです。
UOが私にもたらしたものは新しい世界の発見と新しい人との繋がりでした。